1957年

監督: フェデリコ・フェリーニ

出演: アンソニー・クイン
    ジュリエッタ・マシーナ

フェリーニの「道」を観るのは実のところ今回が2度目。初見は15年ほど過去のことだったと
記憶している。強烈な印象を残してはいるものの、その記憶は銀河の彼方へと旅立ってしまっており、お蔭でまったく先入観念を持たない状態で再観賞することができた。

野卑なザンパノ、頭は弱いけれどもひたむきなジェルソミーナ。この二人が織り成す物語は
一言で言うと弱さ、身勝手さといった人間の本質部分を浮かび上がらせる。

自分は今回の観賞によって涙は出なかった。それはなぜだろうか、と自問自答してみたのだが、それは人と人とのふれあいによって生み出される物語というのは、悲しい内容といえども
何か救いがある。しかし我々が今生きる時代というのは、もっと裏寒いものがあるような気がする。

この先、自分はこの映画を観賞するたびに感じるものは変わるのかもしれない。
それは無論主観によるものであるが、その何かを感じさせる要因は、“時代”というものに
左右されるような気がする。(続く)



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