ファントム・オブ・パラダイス

初公開年月 1975年5月

監督: ブライアン・デ・パルマ 
製作: エドワード・R・プレスマン 
脚本: ブライアン・デ・パルマ 撮影: ラリー・パイザー 
美術: ジャック・フィスク 
音楽: ポール・ウィリアムズ 
ジョージ・アリソン・ティプトン 
 
出演: ポール・ウイリアムス 
    ウィリアム・フィンレイ 
    ジェシカ・ハーパー 他


デ・パルマファンの皆さん、こんにちは。アンチ デ・パルマの方々はご意見無用。
どちらでもない方は何も考えずにDVD観ましょう、どちらかになるはずですので。

最初に断言しますが、この作品はデ・パルマの最高傑作です。


とにかく、この映画を一言で言うと"凄い"のではなく"スゲエ"。万人受けは間違いなくしませんが、熱狂的な支持者が多いのも事実。この映画に影響を受けたアーティストも多し。まさに"キング・オブ・カルト・ムービー"であります。

そもそもこの映画、デ・パルマ監督が脚本もってレコード会社のスポンサー探しをすれども、まったく買われず、最後の最後で当時のA&Mレーベル重役のポール・ウイリアムスの目に止まったといういきさつがあり、そこで彼が準主演・作詞作曲となるわけです。いやーヨカッタヨカッタ。

なにしろこの映画、あのスワンというキャラ、そして音楽、ポール・ウイリアムスが絡んでないと成り立たない映画ですからねえ。

「ファウスト」、「オペラ座の怪人」がベースとなっていますが、内容は全くの別物。
とにかく"画面分割""ワンショット長回し""根底にあるダークさ"といった、

デ・パルマイズム炸裂!

な映画であり、原点ともいえる内容になっておりやす。

しかしとっつきづらいジャケット写真ですねえ。自分もこいつにだまされて見くびっていたクチですが、始まったが最後、まるで薬でも盛られたかのごとく映像とスピーディーなストーリー展開にずんずんと引き込まれてしまいます。

ある意味、悪趣味。上品な言い方をすると"キッチュ"というやつですか。悲劇でもあり、ラブストーリーでもあり、ロック・ミュージカルでもあると、いわゆるゴッタ煮なのですが、そのパワーたるや小難しい映画評論など介入の余地を与えない勢いがあります。

「サスペリア」のジェシカ・ハーパーがヒロイン役で出てます。女ってコワイということを再認識させてくれる役どころです。まあ、この映画には善人は出てきませんが、対比させるように主人公が純粋であり、見ているこちらもやりきれない孤独感のようなものを感じてしまうんですな、感情移入しちゃうと。

過剰な悲劇は喜劇になる…といった映画、最近増えてきましたが、こいつもそうでしょうね。
リアリティーというやつとは遥か遠いけれども、不幸な奴を小バカにしてみているサディスティックな視点が非常にブラックで、ある意味衝撃を受けます。エンディングクレジットで流れる曲も救いようがない。それでも後味が悪い映画というわけでもない、不思議な映画です。

賛否両論ある映画ですが、デパルマを語る上で避けては通れない作品。
一言でいって"絢爛豪華な悪夢"。細かいところは語りたくない。とりあえず

体験しろ!

とはいえデパルマファンの皆さんは当然通過済みでしょうな。

前回の作品(セント・オブ・ウーマン)とギャップ凄いですが。でも観なければいけない映画であることは間違いないです。










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この記事へのコメント

Vilyammd
2007年08月07日 06:44
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toroBalaBed
2012年09月27日 06:24
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