善き人のためのソナタ

初公開年月 2007/02/10

監督・脚本  フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
撮影  ハーゲン・ボグダンスキー
音楽 ガブリエル・ヤレド ステファン・ムーシャ

ウルリッヒ・ミューエ  ヴィースラー大尉
マルティナ・ゲデック  クリスタ=マリア・ジーラント
セバスチャン・コッホ  ゲオルク・ドライマン
ウルリッヒ・トゥクール ブルビッツ部長

2007年最後は、寸暇を惜しんで観てきた若干数の映画の中でも、自分が今年のベスト1と思うこの映画を紹介したい。

ドイツで作られたこの作品は、2006年のアカデミー外国映画賞を受賞しているが、そういった話題でもない限り積極的に観賞しようとは思わないほど地味で、難解な印象がある題名と題材だ。一般的には所詮単館映画かよと敬遠されるパーセンテージが高そうな作品と言えそうだ。

しかし、騙されたと思って観ていただきたい。単純に言って近年、これほど泣ける映画に自分は出会っていない。
1984年。壁崩壊前のベルリンでの物語である。国家保安省(シュタージ)の局員であるヴィースラーの変節の経緯を、当時の東ドイツの実情を交えながら描いている内容だが、自分は全くこの“東”の実情を知らなかった。そういった意味でも大変衝撃を受けただけでなく、決して大げさな、いわゆるハリウッド的な演出に走ることなく、丁寧に物語を描いていく作風に好感を持つことができた作品でもある。

時代に、そして自らの環境に流された主人公が、自らの行いを恥じるとき、彼の選択は身を挺した贖罪であった。その高潔さは誰にでもあるはずだ。と、この映画は観るものに問いかける。

主人公を変心させたきっかけは、盗聴器を通じてヘッドフォンから聞こえてきたピアノの音色…

監督は、この作品を完成させた段階で30代始めであったという事実に驚いた。まるで老練の者のような落ち着いた作風。そして題材、内容である。脚本も彼が書いている。なぜ今の日本にはこういった監督がいないのだろう。この国にも恥ずべき過去があり、省みるべき事実はある。それなのにそういった題材にに目を向けようとしないのだろうか?

製作会社側の、利益優先姿勢が原因だと言い切りたいところだが、そもそもそういった題材に手を伸ばそうという監督がいないのではないか、そう思わざるをえない。

しかも、そういった作品に出会ってみると、必ずといっていいほど戦争賛美といった方向になっている。

無論、テーマに限らず、人間そのものを深く描く作品が、今の日本映画には見当たらない。

この作品の賞賛されるべき点は、重い題材にもかかわらず決して退屈ではなく、しっかりとエンターテインメント作品になっている部分である。重い題材をとっつきづらく撮る作品は多いが、糖衣に包んだ苦い良薬がごとき作品を作るのは、大変難しいことだ。

最近では、何も感じさせない、考えさせない映画なんて観る必要ないのではないかと感じる。メッセージ性のない映画なんて、単なる商業映画であり、時間の無駄だと感じてしまう。自分はね。

主演のウルリッヒ・ミューエが大変印象に残る。彼は実際に当時の東ドイツを体験しているというが、今年7月に胃がんで亡くなった。また惜しい俳優が一人他界した。






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この記事へのコメント

マサマサ
2008年06月14日 14:17
女の子のオ●ニーをじっくり見たのはじめて(;゜∀゜)=3
彼女いわくオ●ニーにも前戯があるらしく、最初はナスビ入れてたよwwww
やっとバイブ使ったと思ったら一瞬で死ぬほど潮吹いてるしΣ(´Д` )ナンジャソリャ
見てるだけで6マンはウマかったわぁ(゜Д゜)y─┛~~
http://jazzye.net/nasukko/EMsgkwBJ
祖千ン
2008年07月19日 19:57
これ始めたら女釣れすぎwww
いつもテ〃リ嬢に金払ってたのがバカみてぇ。。
だってヤる度に金くれんだもんヽ(´ー`)ノ
ぶっちゃけ風俗は卒業ッス(´ー`)y─┛~~

http://darani9pi.net/raku/M6IU3QaA
虎とら
2008年09月06日 03:46
オナ見だけの予定だったけど、ちゃっかり最後までフィニッシュwwww
だって下のお口がツユダクだったんだから挿れるしかないっしょヽ(゜∀゜)ノ
指マ&栗攻め→イラ魔チォ→騎乗→ナカ出シ
の黄金パターンでガッツリ楽しんできますたぁぁあぁヽ(´ー`)ノ

http://c-melon.net/ameban/TzOpFsye

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